1983年に放送を開始したTVアニメ『装甲騎兵ボトムズ』は、主人公キリコが操縦するスコープドッグの強烈な存在感によって瞬く間に多くのファンを獲得した。あれから40年後、メカとしての魅力満載の機体を1/8スケールのギミックモデルで立体化。精緻なディテールと忠実に設定を再現したギミックの数々。さらにスコープドッグをデザインした大河原邦男氏によるオリジナルのメンテナンスベース(専用台座)を組み合わせることで、これまでにない興奮を手に入れることができる。
※本シリーズは全120号で完結予定です。
※模型の内容やデザインは変更となる可能性がございます。
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ウワッ! デカッ! 大河原さんデザインの整備台が付くんですか、凄い! 大河原さんがスコープドッグをデザインするにあたっていの一番に考えたのがこの降着ポーズだったと記憶しています。聞いた途端、搭乗者や整備員とのリアルな関係がパッとイメージされたのを思い出します。
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スポンサープレゼン時はけっして良い反応ではなかった。もう40年以上前です。多くの作品に参加してきましたが多分『ボトムズ』が一番肌に合った作品だったと思います。今回のメンテナンスベースのデザインは私のメカに対する感性をストレートに出した結果です。
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◼型式番号:ATM-09-ST
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◼分類:ミッド(M)級アーマードトルーパー(AT)
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◼所属:ギルガメス軍
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◼開発組織:メルキア星・アデルハビッツ社
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◼生産形態:制式採用機
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◼開発年度:7198年
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◼全高:3,804mm
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◼降着時全高:2,208mm
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◼乾燥重量:6,387kg
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◼基本待機重量:6,627kg
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◼装甲厚:6〜14mm
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◼グライディングホイール最大出力:230hp
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◼グライディングホイール最大トルク:51kg/m
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◼グライディングホイール巡航走行速度:41.0km/h
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◼グライディングホイール限界走行速度:82.6km/h
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◼制御コンピューター:MCT-128-C
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◼マッスルシリンダー(MC):スレック方式 1P-MJ-S2
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◼ポリマーリンゲル(PR)液:DT-MO 10.2
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◼ポリマーリンゲル(PR)液総量:184ℓ
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◼予備タンク容量:20ℓ
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◼標準交換時間:218時間
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◼固定武装:アームパンチ
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◼主武装:GAT-22 ヘビィマシンガン
SAT-03 ソリッドシューター
GAT-49min ペンタトルーパー ほか -
◼乗員人数:1名
全号そろえることで、スコープドッグに加えてディスプレイスタンドとコントローラーを兼ねたメンテナンスベースが完成。デザインを担当したのは、スコープドッグの生みの親であるメカニカルデザイナー・大河原邦男氏。スコープドッグの操縦レバーを模したコントローラーと側面ハンドルの操作によって、劇中同様のギミックを楽しむことができます。
※模型の内容やデザインは変更となる可能性がございます。
第4号以降、毎号300円(10%税込)を追加していただくと、レッドショルダーカスタムの武器セットとキリコ・キュービィーのフィギュアをお届けします。レッドショルダーカスタムは、TVシリーズ第10話「レッド・ショルダー」で組み上がり、第11話「逆襲」でキリコが乗り大暴れした重武装のスコープドッグ。定期購読特典のヘビィマシンガン(ロングバレル)と肩アーマーパーツ(赤色)を組み合わせることで、レッドショルダーカスタムを完全再現できます。
※肩アーマーパーツ(赤色)は、定期購読特典です。
※スコープドッグはメンテナンスベースから外すことができます。
1970年代後半から起きた一大リアルロボットアニメのムーブメントは、1983年にTV放送された『装甲騎兵ボトムズ』によってひとつのピークを迎えた。寡黙で孤独な主人公キリコと人型兵器・アーマードトルーパー(AT)のスコープドッグは大人気となり、TVシリーズ終了後も多くの続編やスピンオフ作品が生まれ、40年経った現在でもファンを増やし続けている。
【STAFF】原案:矢立 肇/原作:高橋良輔/キャラクターデザイン・作画監督チーフ:塩山紀生/メカニカルデザイン:大河原邦男/美術:東條俊寿(第1話~第28話)/美術設定:岡田和夫、宮前光春、中山益男(第29話~第52話)/音楽:乾 裕樹/音響監督:浦上靖夫/監督:高橋良輔/演出チーフ:滝沢敏文/プロデューサー:長谷川徹/制作:日本サンライズ
【CAST】キリコ・キュービィー:郷田ほづみ/フィアナ:弥永和子・梨羽雪子(第3話)/ブールーズ・ゴウト:富田耕生/ココナ:川浪葉子/バニラ・バートラー:千葉 繁/ジャン・ポール・ロッチナ:銀河万丈 ほか
全52話ある本作は大きく4つパートに分かれており、物語の舞台となった場所にちなんでそれぞれ「ウド編」「クメン編」「サンサ編」「クエント編」と呼ばれている。アストラギウス銀河で起こった百年戦争の末期、主人公のATパイロット、キリコ・キュービィーと謎の女性フィアナの出会いがさまざまな事件を引き起こし、ついには銀河の根幹を揺るがす事態にまで発展する。本作に登場するATは量産兵器であることを徹底的に追求したデザインと設定で人気を博し、そのオリジナリティはそれまでのワンオフのヒーローメカが登場するロボットアニメとは一線を画していた。
映像作品としてはTVシリーズ放送終了後、1985年に第1部「ウド編」と第2部「クメン編」をつなぐOVA『ザ・ラストレッドショルダー』、1986年に最終回では描かれなかった物語『ビッグバトル』、1988年にTVシリーズの前日譚『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』、1994年にTVシリーズから32年後を描いた『赫奕たる異端』、2007年に『野望のルーツ』とTVシリーズのあいだに位置するエピソード『ペールゼン・ファイルズ』、2010年に『赫奕たる異端』のあとの物語『幻影篇』、2011年に『赫奕たる異端』と『幻影篇』のあいだを描いた『孤影再び』が発表されており、そのほかにもTVシリーズの総集編や外伝的作品『機甲猟兵メロウリンク』(1988年)、スピンオフ的作品『Case;IRVINE』『ボトムズファインダー』(どちらも2011年)などがある。
マガジンはさまざまな角度から『ボトムズ』の世界にスポットを当て、スコープドッグやメカはもちろんキャラクターや世界観など作品世界全体を解説します。TVシリーズ以降の作品群にも触れ、設定資料や場面カット、新規ビジュアル、関係者インタビューなどを駆使してその魅力を余すことなく紹介。また本誌付属のギミックモデルがさらに好きになるコンテンツもご用意しています!
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主人公機であるスコープドッグのボディ各部をはじめ、武装や装備、さらにはバリエーション機なども射程に入れ徹底解説します。
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スコープドッグ以外の各種ATをはじめ、宇宙用艦船、航空機、陸戦車両、個人兵装など、劇中に登場したあらゆるメカを徹底紹介します。
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登場人物を相関図などを交え解説。TVシリーズの主要キャラクターは「ウド編」「クメン編」「サンサ編」「クエント編」と細かく紹介します。
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ストーリーを複数ページで詳細に紹介。ゲストキャラやメカも別枠で解説し、予告ナレーションの掲載など資料性の高い内容となっています。
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キリコやスコープドッグの戦闘面にスポットを当て、細かく解析。描き下ろしの戦況マップなど、ビジュアル面でも楽しみながら緊迫の戦闘を振り返ります。
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「百年戦争」「パーフェクトソルジャー」「バトリング」など、『ボトムズ』世界の専門用語をわかりやすく解説します。
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本誌独自の単独インタビューや対談、座談会を催し、スタッフやキャストの方々に当時のエピソードを詳しく伺います。
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『ボトムズ』放映当時に販売していたグッズや使用していた台本、広報用チラシ、ポスターなど、いまとなっては貴重な品々を紹介します。
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1/8ギミックモデルがどのような過程を経て完成に至ったのか、企画・開発の裏側をお見せします。
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プロモデラーであり、スコープドッグ模型制作の第一人者・野本憲一(ノモケン)氏によるエッセイページ。模型制作の基礎知識、直伝のカスタム講座、スコープドッグへの想いなど語ります。
※内容は変更になる可能性がございます。
マガジン20冊を綴じることができる本誌オリジナルバインダーです。専用バインダーでファイリングすれば、情報満載のボトムズ百科事典をいつでもすぐに楽しめます。
※サイズ:幅24.5cm×奥行き6.5cm×高さ30cm ※第11号の発売と同時にご注文を承ります。
●価格1,499円(10%税込)