大艦巨砲時代の最高傑作―46cm三連装主砲を3基も備えた世界最大の戦艦にして、太平洋戦争でもっとも長いあいだ日本海軍聯合艦隊の旗艦をつとめた「武蔵」。この美しく威風堂々たる戦艦を、戦史研究の大家・原勝洋氏の監修のもと、1/250スケールのダイキャストギミックモデルとして精巧に再現しました。各種銃砲の砲撃や対空射撃、推進器の回転、さらには探照灯の点灯など、魅力的なギミックも満載です。
トラック泊地に停泊している聯合艦隊旗艦「武蔵」(右)。
左奥が姉妹艦「大和」である。駆逐艦「潮」の艦長は、旗艦のあまりの美しさに、この光景をカメラに収めたという。
(資料提供:大和ミュージアム)
- ・46cm三連装主砲、15.5cm三連装副砲が咆える大艦巨砲の醍醐味を堪能できるギミック
- ・シブヤン海の海底調査で明らかになった「武蔵」の最新考証に基づく緻密なディテール
- ※本シリーズは、全125号で完結予定です。
- ※実際の商品は写真とは異なる場合があります。
2015年3月、マイクロソフト共同創業者で資産家の故ポール・アレン氏が、フィリピン・シブヤン海の海底で戦艦「武蔵」の船体を発見しました。本シリーズの「武蔵」でも、アレン氏の調査結果を採用しております。
シブヤン海における「武蔵」の海底調査の結果、九四式高射装置の測距儀のフード形状に関して、従来の説が覆る新発見がありました。このような新発見も、ふんだんにモデルの造形に反映しております。 (資料提供:Lone Wolf Media)
大和型戦艦研究の大家・原勝洋氏と軍艦3DCGクリエイターの松野正樹氏の協力のもと、ラジコンの老舗メーカー・京商が「武蔵」を精密に立体化。パーツひとつひとつをこだわり抜いた組み立て上級者でも満足の逸品です。
左上は松野氏の手による戦艦「武蔵」の3DCGイラスト、右下は京商が制作したダイキャストギミックモデルの3DCADデータ。細かなパーツまで精密に再現していることが実感できます。 (資料提供:松野正樹、京商)
静岡県下田市に生まれる。法政大学法学部卒業。「文藝春秋」1980年5月号に掲載の『暗号名ウルトラ 山本長官機撃墜す』は、米国立公文書館Ⅱに所蔵の「Yamamoto shootdown」ファイルに英訳・収録。著書に、『戦艦大和全記録』、『戦艦「大和」全写真』(潮書房光人新社)、『戦艦大和建造秘録』(ベストセラーズ)、『巨大戦艦「大和」全軌跡』(学研プラス)などがある。
昭和23(1948)年、富山県生まれ。軍艦3DCGの第一人者として、数々の書籍にて作品を発表するほか、映画『男たちの大和/YAMATO』『永遠の0』『アルキメデスの大戦』『ゴジラ-1.0』などの軍艦のリファレンスとしても採用されている。著書に、『超精密「3DCG」シリーズ 戦艦大和の全て』『超精密「3DCG」シリーズ 戦艦武蔵の最期』(双葉社)など多数。
昭和38(1963)年、模型・玩具・雑貨類の輸出入販売を目的として創業して以来、60年以上にわたって模型・玩具業界を牽引するリーディング・カンパニー。昭和45(1970)年には国内ラジコンカー販売を、平成4(1992)年にはダイキャストモデル製造販売を開始。同社の「ミニッツ」シリーズは、累計販売台数が150万台を突破するヒット商品。
組み立てモデルの完成後は、本物さながらに動く・光る・咆える戦艦の電動ギミックを操作できます。専用コントローラーで「武蔵」を操艦して、あなたも“聯合艦隊司令長官” として砲戦を指揮しましょう。
昭和17(1942)年7月26日からの数日間、戦艦「武蔵」が伊予灘で実戦さながらの試運転を実施した際、46cm主砲を射撃した様子。この写真は平成27(2015)年に新発見されたものであり、姉妹艦の「大和」を含め、世界最大の46cm主砲の射撃風景を収めた史上唯一の資料である。
(資料提供:永橋爲茂大佐のご遺族)
毎号のマガジンは、5つの章で構成されています。ほかでは見られない貴重な資料や多彩なビジュアルで、聯合艦隊旗艦「武蔵」をはじめ、世界の軍艦や海軍の歴史について楽しむことができます。
写真や3DCG、組み立て動画と共に、毎号届くパーツの組み立て方をわかりやすく解説します。
戦史研究家・原勝洋氏の解説とあらゆる資料によって、聯合艦隊旗艦「武蔵」のすべてを紐解きます。
さまざまな図解や年表で、海戦や技術革新など世界の近代海軍史を多角的に解き明かします。
戦艦をはじめ空母や潜水艦など、世界各国の著名な軍艦をデータブック形式で紹介します。
太平洋戦争や世界の海軍にまつわる当時の貴重な資料や写真を、ビッグサイズのグラビアで紹介します。